説明
さっそうと金髪をなびかせて歩く若い男女、乳母車を押しながら散歩する夫婦、買い物
用の手押し車を押しながらゆっくりと進む高齢者、車いすの障害者、さまざまな固からやっ
てきた戦争難民たち 。 ベンチや小さな噴水の周囲に腰をかけて話をしている人びと、小さ
なピ l タ ー バン彫像の横で立ち話をしている人 。二 百年近く戦争を経験していないために、街の
"復興6などに労力を使わなくて済み、手入れの行き届いた国土に保つことができたので
あろう。
車で三時間、 スウェーデン中部のダ l ラナ地方に位置する広大な森林地帯に入る 。 ゆっ
くりと広めの砂利道を進んでいく 。 あちらこちらにハイキング用の小道があり、徒歩で長
い森林道を歩いている人たちが増えてくる 。 しばらく行くと宿泊用のロッジや音楽演奏や
もっと見る
著者について
1961 年奈良市生まれ
京都工芸繊維大学工芸学部無機材料工学科卒業
会社勤務の後、 ゆ92年から 95年までスウェーデン
国立建築研究所及び王立工科大学客員研究員
現在、国際居住福祉研究所主任研究員
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー特別講師
もっと見る