説明
秋広 良昭 著
B6判 129ページ
1100円+税
ISBN 978-4916037671
口唇筋ストレッチグッズ「パタカラ」を使うと、前頭葉が活性化されて脳細胞に刺激を与える。表情筋の不活化と痴呆との関係を解き明かし、唇の働きと脳細胞との密接な関係に着目した「パタカラ」の絶大な効果を歯科医師が解説する。痴呆症と口唇閉鎖力との関係、イビキ・無呼吸と痴果症との関係、痴果症と脳血流シンチ、口唇閉鎖力と知的活動との関係、病院でのパタカラ使用とその結果などのデータをもとに、「パタカラ」の効果を検証した。
目次
第1章 家に帰れた!うれしい!(Sさんの記憶;家族の話 ほか)
第2章 パタカラと脳のメカニズム(パタカラ使用でなぜ痴呆症が改善するのだろう?;痴呆症への燭光、口唇閉鎖力と知的活動との関係 ほか)
第3章 痴呆症症状の意味づけ(痴呆症;少しずつ進む痴呆症 ほか)
第4章 痴呆症改善までの試行錯誤の道のり(右側前頭葉脳血流と痴呆症への取り組み;口唇閉鎖力と知的活動との関係 ほか)
第5章 パタカラ・ストレッチング(重症痴呆症の人でも頼りにしている人がいます;痴呆症の人へのパタカラ・ストレッチング方法 ほか)
著者について
1943年生まれ。東京都出身。東京歯科大学卒業。1972年同大学大学院修了、歯学博士。東京歯科大学非常勤講師。労働衛生コンサルタント。1996年有限会社デンタルユーミー社を設立し、1998年口唇筋トレーニングツール、パタカラ「ユーミー」を開発。2001年には哺乳ビン乳首「つぐみちゃん」を開発。
2003年、ペットボトルリップトレーナー「ちゅうLIP」を開発。日本歯学保存学会で「パタカラによる口腔機能療法」を発表以来、歯科をはじめ異分野からも講演依頼が激増した。現在は新器具開発のかたわら、論文の執筆と講演で全国を飛び回る毎日である。
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