目次

主な登場人物
1.日中国交正常化「苦難の時代」
2.米中頭越し外交と日本
3.田中内閣の誕生
4.田中に協力する野党
5.盟友・大平外相の決意
6.台湾との約束
7.新たなる第一歩
8.パンダの贈り物

おわりに
参考文献

著者プロフィール

鈴木 英司(すずき ひでじ)
1957年茨城県生まれ。法政大学大学院修士課程修了。専攻は中国の政治外交。1983年、中華全国青年連合会の受け入れにより初訪中。以降訪中歴は約200回。1983年張香山氏(中国共産党中央対外連絡部副部長や中日友好協会副会長、中日友好21世紀委員会の中国側首席委員などを歴任)と出会い、交友を深める。1997年に北京外国語大学の教壇に立ち、2003年まで3大学で教鞭をとる。張香山氏著作『日中関係の管見と見証』では訳・構成にあたった。他に翻訳書として金煕徳著『徹底検証! 日本型ODA─非軍事外交の試み』がある。現在、一般社団法人日中青年交流協会理事長。北京市社会科学院日中関係研究センター客員研究員。