やまとをみな〟の女性学女性が輝く時代

著者 : 花村 邦昭
出版社 : 三和書籍
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書籍詳細情報

  • カテゴリー :
    社会・思想・哲学・宗教
  • 言語 :
    日本語
  • 出版日 :
    2020/12/17
  • ページ数 :
    228 ページ
  • サイズ :
    4,955 KB
  • ISBN :
    9784862513106
  • 関連印刷ISBN :
    9784862513106

説明

女性が輝く時代
花村 邦昭(著)
四六判   224頁  並製
価格 2400円+税
ISBN 978-4-86251-310-6 C0030

女性が輝く時代」 、 「男女共同参画社会」が提唱されていますが、論議されるのはもっぱら、女性 管理職の比率をいつまでに何%にするとか、労働時間をどう短縮するかとか、あるいは待機児童の数 をどう減らすかとか、など目映りのよい数値目標が掲げられるばかりで、それにはいまの仕事の進め 方をどう変えねばならないかとか、組織文化をこう変革すべきだといったような肝心の問題について はほとんど踏み込んだ議論がなされていないのが実状です。本書はそこに一石を投じようという意図 をもって書かれました。

目次

・まえがき
・はじめに
「輝く」とは
・第Ⅰ部 〝やまとをみな〟の系譜
第一章 日本史のなかの〝やまとをみな〟
第二章 現代を生きる〝やまとをみな〟
〝やまとをみな〟の覚悟
〝やまとをみな〟の心意気
〝やまとをみな〟の仕事術
〝やまとをみな〟の社交術
第三章 〝やまとをみな〟の「良妻賢母」論
資本主義と家庭・家族
家事労働と家父長制
【補注1】大妻コタカの「良妻賢母論」
【補注2】「女性性/男性性」・「自己本来性」
・第Ⅱ部 “やまとをみな”による組織文化の変革・刷新
第四章 「生命論パラダイム」による組織論
1、アフォーダンス、アブダクション、アテンダンス
2、エマージェンス、コヒーレンス
3、オートポイエーシス、シナジェティクス、ホメオスタシス
4、ストレンジ・アトラクター、ヒステリシス、セレクター
【補注3】“生命論パラダイム”—揺らぎ、自己組織化
第五章 「組織文化」の変革・刷新
企業内“民主主義”
「ガバナビリティ、マネジャビリティ、リーダーシップ」
「生—リーダーシップ」
「生—経営」と「生—リーダー」
「イシューレイジング、ソリューション、インキュベーション」
「生—リーダー」の働き
「生—経営」のダイナミクス
「場」の輝き
【補注4】組織の“民主主義”的運営
・第Ⅲ部 〝やまとをみな〟の仕事ぶり
-聖徳太子『憲法十七条』を下敷きにして-
第六章 フェミニン・リーダーシップ
1、<状況存在>として
2、<生成存在>として
3、<結束存在>として
4、<創発存在>として
5、<統摂存在>として
【補注5】『観音経』について
・おわりに
〝やまとをみな〟へのメッセージ
・参考文献

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著者について

花村 邦昭(ハナムラ クニアキ) 1933年、福岡県生まれ。学校法人大妻学院 顧問。 東京大学経済学部卒業。(株)住友銀行(現三井住友銀行)専務取締役を経て、1991年、(株)日本総合研究所社長に就任。会長を経て現在同社特別顧問。 2007年、学校法人大妻学院常任理事を経て、2008年、理事長に就任、2016年、学長を兼任、2017年より現職。
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