これからの環境エネルギー

著者 : 鮎川 ゆりか
出版社 : 三和書籍
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書籍詳細情報

  • カテゴリー :
    環境
  • 言語 :
    日本語
  • 出版日 :
    2020/12/17
  • ページ数 :
    284 ページ
  • サイズ :
    20,811 KB
  • ISBN :
    9784862511812
  • 関連印刷ISBN :
    9784862511812

説明

鮎川 ゆりか(著)
A5判   280頁  並製
定価 2,400円+税
ISBN 978-4-86251-181-2 C0033

本書では、福島原発事故後の検証として、当時とその後のエネルギー問題を取り上げる。エネルギーと環境、特に地球温暖化問題を見据え、化石燃料と原子力をどう考えるかを解き明かす。次に、徹底した省エネルギーの世界、再生可能な自然エネルギー、これらをどう使い回していけば、環境と共存できる社会が成り立ちうるか、と展開していく。最後に、目指す方向として、地球温暖化対策にも直結する小規模分散型社会の提案を行う。 

目次

第一章 3・11から見えてきた日本のエネルギー問題
第二章 エネルギーの基礎知識
第三章 化石燃料と電気
第四章 原子力発電
第五章 フクシマ原発事故はなぜ起きたか
第六章 原発を支えてきたのは、我々の払う電気料金
第七章 「節電の夏」賢く―省エネルギー革命
第八章 「省エネ」「創エネ」のカギは熱利用
第九章 再生可能な自然エネルギー
第一〇章 必要なのは電力改革とスマートグリッドによる需給管理
第一一章 進む地域の自然エネルギー
第一二章 岩手県紫波町にみる環境エネルギー社会の未来
第一三章 結論─これからの環境エネルギー社会
附録:大学で「自然エネルギー一〇〇%」を!

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著者について

鮎川 ゆりか(アユカワ ユリカ) 千葉商科大学 政策情報学部 教授 1971年上智大学外国語学部英語学科卒。1996年ハーバード大学院環境公共政策学修士修了。1988~1995年まで原子力資料情報室の国際担当。日本のプルトニウム政策転換のための活動に従事。1997~2008年までWWF(世界自然保護基金)気候変動プログラム・グループ長/特別顧問。国連気候変動枠組み条約国際交渉で京都議定書のルール作り、発効、2013年以降の枠組み交渉を追ってきた。また企業の先進的取り組みを導くプログラム、日本に自然エネルギーを導入するための活動を展開。2008年G8サミットNGOフォーラム副代表。衆参両議院の環境委員会等で参考人意見陳述。環境省の中央環境審議会「施策総合企画小委員会」、「持続可能なアジアの環境人材育成検討会」委員、「グリーン電力認証機構」委員を歴任。現在千葉県市川市環境審議会会長。2011年上智大学マスコミ・ソフィア会より「第21回コムソフィア賞」受賞。翻訳「プルトニウム燃料産業」(1995年 七つ森書館)。諸富徹との編著『脱炭素社会に向けた排出量取引』(2007年 日本評論社)、『e-コンパクトシティが地球を救う』(2012年 日本評論社)など他多数。2010年4月より現職。
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